2012年3月10日土曜日

宇佐のパワースポット 雲ガ岳~御許山(大元神社)登山記



3月10日(土曜日) 杵築市と宇佐市の境にある雲ガ岳に登ってみた。
当初は、御許山にある大元神社が目的地であったけど、林道をぶらりとしていたら登山道に出くわした。


時間も有る事だしと言う事で、急きょ雲ガ岳に登ってみることにしました。

国道10号線、西屋敷駅(無人駅)前を右折(福岡から大分に向かっていた場合)
車一台がいっぱいいっぱいの林道を上っていくと、
標識が。
「ほっ。」
間違ってなかった・・・・、安堵。












のらりくらり、林道を上りつめると山香町に向かって下り始めた。
「あら~、道間違えたかなぁ・・・」と、思っていたら駐車場を発見。

「そうなんだ、御許山にも登山道が伸びてるんだ・・」と言う事で、
登ってみることにしました。


駐車場。
バイオトイレが設置してあって、快適に使えます。
管理している雲ガ岳保存会の皆様に感謝。


 駐車場わきに白山神社があり、その左脇を
進んでいきます。
 登山道の標識に沿って、右に進みます。
 こんな感じで、登山道は右。
 標識も親切です。
 白山神社に一礼して。

 さあ、登り始めます。
距離、1116mとのこと。
雲ガ岳、標高654m。
軽いもんだと思っていた……。


 軽快な感じで、登っていけます。
 随所に、標識があるので判りやすい。
なんて言ってると、様子が変わって来た。


立ち木に巻かれたテープを目印に進みます。


500m地点。


この先に、大きな岩が。
人工的な感じがしたので、写真に収めました。



 大石の下に敷かれた小石の感じなど、
人の手が加えられた感じかする。
高度を増すにつれ、勾配がグンときつくなって来た。
写真では判りにくいですが、張られたロープが必要なくらいの傾斜です。


中間点。


 随所に、ガイドロープが張ってあります。
保存会の皆さん、ありがとうございます。




 700m地点通過。
結構、ヘロヘロになってきます。
ふと、おもったのことが・・・。
この勾配、上りより下る時の方がまずいかも・・・・・・。



中展望台に到着。
写真を撮りながら、ぶらぶら登ってきたので、ここまで約30分ちょっとかな。


標識の先にある展望台に歩を進められます。

曇っていたのが残念ですが、景色を一望出来て綺麗です。





中展望台先で、二股に分岐。
西弘法さまと、頂上へと分かれます。
目的地が、頂上先の御許山なので寄り道しないで直上することに。


分岐から登る事、2分。
標識が。


「なんと、西の弘法様まで72m・・・・?」
やっぱり、寄って行こう(^^;)
欲張りかな・・・。


 という、ことで・・・。


こんな感じに、山道を進みます。



岩の屋根のような庇の下の空間に祭られている“西弘法さま”に到着。


“西弘法さま”






 ルートを戻して、頂上に向かうと・・・。


今度は、“東の弘法さま”




少し、休んで再度頂上へ向かいます。


900m地点通過。


今度は、大展望台。




高度を稼いだ為か、海まで見渡せました。



1000m地点通過。

急に視界が開けました。


 尾根に出たようです。


雲ガ岳頂上に到着。
ぶらぶら、登ってきて約1時間ちょっと。


この先、30分の距離に目的の御許山・大元神社があるそうです。




霧が昇って来てました。
濃くなれば、下山。
とりあえず、進んでみました。



台風で、根こそぎ倒されたのでしょうか。
それでも、枯れてる様子が無く、信じられない生命力に、シャッターを切りました。


ちょっと、お疲れモード気味。



途中、結構な下りがあって、ぬかるんだ路面に難儀しましたが、車道に出ました。
帰りの下山を考えると、やだなぁ・・・。


霧の向こうに、大元神社がうっすらと見えてきた。
霧のせいもあるけど、幻想的。


ご神木でしょうか?
見えてきました。

大元神社到着。
登り始めて、2時間弱で到着です。




大元神社の向かいには、大元八坂神社がありました。











宇佐神宮の奥宮だそうです。

 写真では見づらいですが・・・・。
奥に見える鳥居には、有刺鉄線が張り巡らされています。







社務所再建につき御奉賛のお願い
 この御許山は神代の昔、三柱の比賣大神が降臨 された神山であり、宇佐神宮の奥宮として上古よ り篤い崇敬を受けております。
 社務所は下の建物の近くに建てられておりまし たが、平成八年八月十五日に台風十二号の襲来に より大杉が倒れ、建物は全壊致しました。
 このような事になりましたが、早速再建を致した く思いますので時節がら誠に恐縮至極に存じます が、何卒御浄財の奉納を給わりたく心より懇願申 し上げます。
宇 佐 神 宮 庁
-境内張紙より-





ご覧の通り、「禁足地」と言う事らしいです。
「立ち入り禁止」
厳重に守られています。






下山中。。
この登山道、あちこちにイノシシくんが出没しています。
足跡、エサを掘り返した穴がそこかしこに。
まさか、出会いませんように。


雲ガ岳を守る会の皆さんの好意で整備された登山道。
ロープが助けになる事は、間違いなし。
その位、急こう配な箇所が点在します。
標高の低い山となめてかからず、しっかりした靴を履いての山行をお勧めします。





※こちらのHPにも詳しく紹介されています。 




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